会報『ひすぽ』

  ・ 既刊号の発行年月日・掲載記事(1〜97号まで)
  ・ 特集テーマ別掲載記事(76号まで)

 『ひすぽ』について事務局からのお知らせ

事務局では、現在「ひすぽ」第96号以降の特集テーマを募集しています。本紙の特集で取り上げてほしいテーマやご意見などがあればぜひお寄せください。なお、「ひすぽ」の原稿はすべて会員の投稿によっています。主たる内容は以下のとおりです。

「ひすぽ」の原稿はすべて会員の投稿によっています。主たる内容は以下のとおりです。
  1)特集テーマ (1200字)
  2)提言 (1200字)
  3)図書紹介 (800字)
  4)論文紹介 (400字)
  5)内外研究動向 (800字)
  6)学会・研究会紹介 (400字)
  7)自由テーマ (1200字)
  〔( )内の字数はあくまでも目安です。〕

第97号は 平成29(2017)年10月下旬発行予定(原稿締切は9月末日)です。ふるってご投稿ください。

原稿の投稿先: スポーツ史学会事務局

事務局は平成28年度より下記に移転しておりますのでご注意下さい。
 〒259−1292
 神奈川県平塚市北金目4丁目1‐l
 東海大学体育学部 松浪研究室内
 電話:(代)0463‐58‐1211
 E-mail:matsunami@tokai-u.jp

98号 特集テーマ・設定趣旨

審判のあり方を考える

 日本のプロ野球では、本塁打を巡る判定に限り2010年のシーズンからビデオ判定が導入され、その結果 2015年にはビデオ判定がもとで、後日に審判が誤審を認めるという事態が起きています。その後も2016年の シーズンからは本塁のクロスプレーの判定にもビデオ判定が導入され、その活用の機会は広がっています。 さらに今年の 3 月に行われた第 4 回ワールド・ベースボール・クラシックにおいても、ビデオ判定を要求す る回数の多さが話題となりました。

 また、他の競技に目を向けると、機械判定の先駆けといえるのが、陸上競技の短距離における着順判定で した。その陸上競技については、その後ゴールの場面のみならず、スターティングブロックにセンサーが埋 め込まれ、スタートの場面においてもフライングの判定を機械が行っています。さらに、我が国の国技であ る相撲についても、大相撲の勝敗の判定におけるビデオ判定は、レースの着順を判定するという視点以外で は、他の競技より以前から用いられています。この他にも最近では、テニス、バレーボール、レスリングな どの競技でも、審判の判定に異議がある場合に、ビデオで確認する「チャレンジ」などの制度が活用され、 サッカーにおいては審判の判定の補助をするゴールライン・テクノロジーというシステムも導入されています。

 このようにテクノロジーの進展に伴い、様々な競技において人間の視覚による判断を超えるような正確な 判定が求められている一方で、例えば野球のルールには、「審判員の判断に基づく裁定は最終のものである から、プレーヤー、監督、コーチ、または控えのプレーヤーが、その裁定に対して、異議を唱えることは 許されない」と記されています。つまり、スポーツの判定に機械化が進む一方で、競技によってはルールと 矛盾してきているということが言えそうです。 このようなことから、ひすぽ98号特集では、テクノ ロジーの進展や応用がスポーツの判定に導入されつつある現在の、様々な競技における「審判のあり方」に ついてテーマとして取り上げることにしました。会員のみなさまの多くの投稿をお待ちしております。
 

投稿締め切り:2017年9月末日

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