第4回大会 |
【第4回大会(平成2年12月1・2日:奈良教育大学)】
<一般研究発表>
○剣道の「掛声」に関する史的考察 榎本 鐘司
○懸賞拳闘試合と刑法 −19世紀イギリスにおける諸判例の検討を通じて−
松井 良明
○「賭博法」による「不法な遊戯法」大幅撤回の理由について −議会記録にみる
「賭博法」制定までの経過− 中房 敏朗
○モスクワオリンピックボイコットに対する訴訟 −競技者の権利− 井上 洋一
○「偉人達の強壮な身体」に関する言語表記の分析的研究 −W.Blaikieの“How
to get strong and how to stay so.(1899年)”から− 小田切毅一
○高田における民間スキー発祥についての再検討 −「『スキー』術研究報告及意見」
を中心として− 木下 秀明
○フェルトベルク競技祭に関する一考察 松尾 順一
○近代的身体のプロポーション −アントロポメトリー− 高木 勇夫
○テニス球戯にみるゴール 奈良 重幸
○1904年セント・ルイス・オリンピック大会について −スペクタクルとしてのオリン
ピックに対する再評価− 小澤 英二
○野球におけるルールと試合様相の変遷 −1876年から1902年までのナショナルリーグ
について 速水 隆
○インドへの近代スポーツの伝播過程 −イギリスのインド支配におけるスポーツ教育
の意味− 石井 昌幸
○近世絵画における子どもの遊びについての一考察 −ジャック・ステラのある画集を
中心にして− 杉田 貴行
○20世紀初頭フランスにおけるスポーツ文学運動についての一考察 小石原美保
○明治30年代の遊戯書にみられるバスケットボールについて −アメリカにおける女子
バスケットボール(Women's Basket Ball) の影響− 大川 信行
○明治初期の唱歌遊戯 村山 茂代
<シンポジウム>
「 スポーツ史研究の現代的視角 Part2 」
・社会史のインパクトとスポーツ史学
−イギリス・スポーツ史研究の状況をふまえて− 松井 良明
・ドイツ民主共和国(DDR)スポーツ史研究の意味を考える 船井 廣則
・マージナルマンの夢 奈良 重幸
・近代日本のスポーツ史研究が今問われている課題は何か 木下 秀明